青森の玄関、冬に困らないために考えること

家づくりで玄関を考えるとき、

「靴が何足入るか」

「玄関を広くするか」

「シューズクロークをつくるか」

といったことに目が向く方も多いと思います。

もちろん、それらも大切です。

しかし、青森で家づくりをするなら、ぜひ「冬の玄関」を想像してみてください。

雪のついた長靴、濡れたコート、手袋や帽子、雪かき道具。

夏にはなかった物が、冬になると玄関周辺に集まります。

今回は、青森で家づくりをするときに考えておきたい「冬の玄関」についてご紹介します。


雪のついた長靴はどこで脱ぐ?

雪の日に外から帰ってくると、靴や服には雪がついています。

玄関に入れば、その雪は少しずつ溶けて水になります。

一人分ならそれほど気にならなくても、家族全員が帰宅すると、玄関に何足もの濡れた長靴やブーツが並ぶことになります。

小さなお子さんがいるご家庭なら、大人の靴だけではありません。

普段の靴を並べた状態だけで玄関の広さを考えるのではなく、

「家族全員が冬の長靴を履いている状態」

も一度想像してみると、必要な広さが分かりやすくなります。


濡れたコートや手袋をどうする?

冬に玄関へ入ってくるのは、雪のついた靴だけではありません。

コートや帽子、手袋なども濡れていることがあります。

そのままリビングまで持っていけば、床や家具を濡らしてしまうこともあります。

玄関の近くにコートを掛ける場所や、一時的に濡れた物を置ける場所があると便利です。

特にお子さんがいるご家庭では、雪遊びをしたあとの上着や手袋などもあります。

「何を収納するか」だけではなく、

「濡れたものをどうするか」

という視点も、青森の玄関づくりでは考えておきたいところです。


玄関収納は「冬」を基準に考えてみる

夏の玄関だけを見ると、十分な収納量に感じるかもしれません。

しかし、冬になると収納する物は増えます。

長靴やブーツ。

厚手のコート。

帽子や手袋。

雪かきに使う道具。

子どもの雪遊び用品。

家族によって必要な物は違いますが、青森では一年の中でも冬に玄関周辺の物が増えやすくなります。

そのため玄関収納は、普段の状態だけではなく、

「一年で一番物が多いとき」

を想像しながら考えてみることをおすすめします。


玄関の寒さについても考える

玄関は、屋外と室内をつなぐ場所です。

冬に玄関ドアを開ければ、冷たい外気が室内へ入ってきます。

そのため、玄関ドアの断熱性能や、玄関とリビングなどの居室がどのようにつながっているのかも大切です。

ただし、

「高性能な玄関ドアにすれば、それだけで家が暖かくなる」

という単純な話ではありません。

窓や壁、床、天井なども含め、家全体の断熱性能や間取りとのバランスを考える必要があります。

玄関だけではなく、住まい全体で冬の寒さを考えることが大切です。


雪の日の一日を想像してみましょう

間取りを考えるときには、図面だけを見るのではなく、実際にそこで生活しているところを想像してみてください。

朝起きて、外を見ると雪が積もっている。

雪かき道具を出して除雪をする。

家族が出掛ける。

夕方、雪のついた長靴やコートで帰宅する。

濡れた手袋や上着を乾かす。

こうした冬の日常を順番に考えていくと、

「ここに収納が欲しい」

「ここでコートを脱げた方がいい」

など、必要なものが見えてきます。

玄関も、見た目や広さだけではなく、そこで何をするのかを考えて計画することが大切です。


青森で一年中暮らしやすい玄関を

完成したばかりの玄関は、物も少なく、とてもすっきりしています。

しかし、家は完成した状態を見るためにつくるものではありません。

その後、何十年と暮らしていく場所です。

特に青森では、雪のある冬を毎年過ごします。

だからこそ、家づくりの段階から冬の暮らしを少し想像しておくことが大切です。

建築成多では、新築・建替えだけではなく、玄関まわりの改修や収納など、現在のお住まいについてもご相談いただけます。

「冬になると玄関が使いにくい」

「新しい家では雪の日の支度を楽にしたい」

そんな普段の暮らしのお悩みも、家づくりを考える大切なきっかけになります。

青森で一年を通して暮らしやすい住まいを、一緒に考えていきましょう。



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